助産師の大村です
私も助産師として三年前までお産の介助をしていました
次女の妊娠の時は里帰り出産のため産休を取る34週
長女にいたっては36週まで
分娩介助をするため分娩室で仕事をしておりました
長女の時は夜勤もしており
二人体制の夜勤で夕方から明け方まで6人産まれた日もありました(。-_-。)
それでも先輩方は38週までお産の介助をしていて
勤務中に産気づいてお産になったという武勇伝も聞いていたので
36週で残りのんびりする自分は甘いなー。でも無理ー(´Д` )なんて
当時20代の私は感じていたのは覚えています
今日のお客様は看護師のご夫婦
奥様は切迫早産で、今週から自宅安静
夜勤明けのご主人が助産院まで連れて来てくださいました
やっぱり、医療職は親近感がわいて
話も盛り上がってしまいます
「うちの病院は妊娠すると夜勤はさせないんです。何かあったら大変だし。
古い(⁉︎)人たちは夜勤もやってたと言いますが…無理はさせられないで」
と旦那さん
「今ってそうなんですねー。」
と自分の時より
夜勤が免除されるなど環境面の改善があるのだなと思いつつも
さらに妊婦さん達の身体は大変なことになってるんだなと実感しました
私が学んだ師匠の骨盤ケアのセミナーには
師長さんクラスの方もお見えになります
そこで聞いた
「看護師のユニフォームがワンピースタイプから
パンタロン(上着とズボンが別れたセパレートタイプ)になってから切迫早産が増えた」
というエピソードを思い出してしまいました
妊娠前のズボンだとウエストの締め付けもあってお腹に負担がかかるし
ズボンだと動ける(パンツ見えないから)から
無理もしちゃうだろうな
自分もそうだったけど
妊娠して迷惑かけたらいけないから
逆に頑張ろうとか気負ってしまう人もいる
(妊娠は迷惑じゃないんだけど,なんかこんな気持ちでがんばってしまうんだよねー)
(−_−;)
トコパンみたいなお腹周りに配慮してくれるタイプのズボンを導入するのも
職場の妊婦の切迫早産の休職を防ぐのにいいと思います
ズボンがいい仕事してくれて
本人は頑張らなくていいし
そう思うくらい
本当にこのごろ看護師と切迫早産の安静はセットになっております
うちのお客様も看護職の方はお見えになりますが
実は施術が多くて
教室ではあまり医療者にお目にかかることは少ない
(保健指導の参考にしたいですという助産師のご参加はありますが)←全然ウェルカムです!一緒に骨盤ケア広めましょう
切迫早産の診断をもらって
自宅安静でわらをもつかむ状態の介入が多いです
看護職のように心身共に無理する方には
教室など予防の段階であいたいのが実際の思い(>_<)
切迫早産で安静になるとお腹の張りがあるので
一度にできることが少なくなるので難しい
しかも安静で体力と筋力が落ちるので
出産・産後がきつい
ぜひぜひ、これを見ている看護職のみなさん
職場の妊婦さんに
骨盤ケア・トコちゃんベルトのことを教えてあげてください
できれば早い時期に
そして、ベルトをうまく活用するために
産前の身体のコンディションの向上のために
私ができることで精一杯お手伝いしますので
地域に骨盤ケアを提供する助産師がいることも伝えてください
妊娠中の骨盤はデリケートです
骨盤を守る生活の仕方を
助産師の知識・技術・知恵で提案していきます
選ぶのは本人ですが
知ってるのと知らないのは大きく違います
今の看護職の妊娠事情に触れ
もっともっと骨盤ケア
発信していかないといけないと
看護師のご夫婦からパワーをいただいた出来事でした
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