詩音助産院

霧島市にある自宅開放型のマタニティケアサロンです。

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〒899-4322 鹿児島県霧島市国分福島3-24-15

ケアレポ)授乳指導に赤ちゃんのお口の観察は必須

ケアレポ)授乳指導に赤ちゃんのお口の観察は必須

今回の赤ちゃんは右向き癖と反りあがりでご相談いただいた方。

産まれてすぐから体がそって硬いので

産婦人科の入院時に

ガーゼ生地のおくるみで

丸い姿勢をキープできるよう指導を受けていました。

反りあがりがひどいのにも関わらず

産まれてすぐに症状を放置されていなかったから

丸く寝ること丸く抱くことを赤ちゃんも受け入れてくれて

ケアが始めやすかったです。

産まれてすぐの入院中のケアはやっぱり大事だと感じました(+_+)

(ただ、ケアしてくれる病院は珍しい方だから

妊娠中にベビーケア教室受けて

自分でやってくださいね。)

ベビーケアと

ホームケアを説明し

授乳を訂正

こちらは普段の授乳の通りやってもらったもの

赤ちゃんの足の指

緊張して反ってます。

これでゆっくりお食事(授乳)は無理。

ちゃんと安定して抱っこ

こうして、授乳に気を付けて

ベビーケアを家でも続けていただきました。

この後、もう一回別の場所でお会いし

吸わなかった

右のおっぱいも吸えるようになったとお聞きしました。

その後は

なかなかママがお忙しく

やっと会えて今回のケア。

困ったことに

三か月に入って

また右の授乳ができなくなってしまったと。

授乳状態の確認と

お口の中を触らせていただいたところ

びっくり( ゚Д゚)

右と左では

頬の広さや深さが違う。

赤ちゃんの左頬は硬く伸びが悪く狭いのです。

これではうまくのめない

しかも飲み方を見ていたら

うまく飲み込みができていない。

よく出るおっぱいの方でしたが

赤ちゃんがむせてしまうので

途中で休憩をはさんで授乳しています。

助産師から見てそんなに途中に休憩を入れなくても

三か月のお子様なら飲めそうな射乳の程度なのになーと観察を続けていたら

むせたときに何回かに分けて乳汁や唾液を飲み込んでいる。

飲み込み(嚥下)にも問題がありそうです。

お母さんに赤ちゃんの身体のケアポイントを説明し、

家ではお口と舌のマッサージと

目線合わせの遊びや

赤ちゃん体操

授乳時の注意点をお伝えしました。

ただ、この子は向き癖は進行しておらず

斜めに視線と顔が上がっていたのも

前よりは気にならなくなっていて

これはお母さんが頑張ってくれたからだとお伝えし、

今お母さんができることと

これは生きていきやすいからだをつくるケアだと思って

取り込んでくださいとお伝えしました。

この子のケアを通じ、

授乳指導に赤ちゃんのお口の中の観察は必須

全体を見ないとと改めて感じました

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口の中のことは授乳で気になっていて勉強したかったので

実は今回マタニティサポートカフェで

発達や口腔機能のことにお詳しい

エキスパートのお話しを聞く機会を設けました。

ニュースに詳しく上げています。

「育ちやすいからだ作りのための赤ちゃん発達講座」にお越しください。

こちら

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