前のブログから引越しして見れなくなっていた
過去記事のお気に入りを再登板!
助産師大村を
過去にご紹介いただいた記事をまとめました。
こうしてみると、いろいろな方に支えられて今があると感謝でいっぱいです(^ ^)
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☆マミサロ日記
マミサロ日記の記事はこちら
☆ママな自分を好きになるサポート 保健師中見真琴さんのインタビュー記事
記事こちら
TEL.090-9791-8051
〒899-4322 鹿児島県霧島市国分福島3-24-15
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助産師の大村です
私も助産師として三年前までお産の介助をしていました
次女の妊娠の時は里帰り出産のため産休を取る34週
長女にいたっては36週まで
分娩介助をするため分娩室で仕事をしておりました
長女の時は夜勤もしており
二人体制の夜勤で夕方から明け方まで6人産まれた日もありました(。-_-。)
それでも先輩方は38週までお産の介助をしていて
勤務中に産気づいてお産になったという武勇伝も聞いていたので
36週で残りのんびりする自分は甘いなー。でも無理ー(´Д` )なんて
当時20代の私は感じていたのは覚えています
今日のお客様は看護師のご夫婦
奥様は切迫早産で、今週から自宅安静
夜勤明けのご主人が助産院まで連れて来てくださいました
やっぱり、医療職は親近感がわいて
話も盛り上がってしまいます
「うちの病院は妊娠すると夜勤はさせないんです。何かあったら大変だし。
古い(⁉︎)人たちは夜勤もやってたと言いますが…無理はさせられないで」
と旦那さん
「今ってそうなんですねー。」
と自分の時より
夜勤が免除されるなど環境面の改善があるのだなと思いつつも
さらに妊婦さん達の身体は大変なことになってるんだなと実感しました
私が学んだ師匠の骨盤ケアのセミナーには
師長さんクラスの方もお見えになります
そこで聞いた
「看護師のユニフォームがワンピースタイプから
パンタロン(上着とズボンが別れたセパレートタイプ)になってから切迫早産が増えた」
というエピソードを思い出してしまいました
妊娠前のズボンだとウエストの締め付けもあってお腹に負担がかかるし
ズボンだと動ける(パンツ見えないから)から
無理もしちゃうだろうな
自分もそうだったけど
妊娠して迷惑かけたらいけないから
逆に頑張ろうとか気負ってしまう人もいる
(妊娠は迷惑じゃないんだけど,なんかこんな気持ちでがんばってしまうんだよねー)
(−_−;)
トコパンみたいなお腹周りに配慮してくれるタイプのズボンを導入するのも
職場の妊婦の切迫早産の休職を防ぐのにいいと思います
ズボンがいい仕事してくれて
本人は頑張らなくていいし
そう思うくらい
本当にこのごろ看護師と切迫早産の安静はセットになっております
うちのお客様も看護職の方はお見えになりますが
実は施術が多くて
教室ではあまり医療者にお目にかかることは少ない
(保健指導の参考にしたいですという助産師のご参加はありますが)←全然ウェルカムです!一緒に骨盤ケア広めましょう
切迫早産の診断をもらって
自宅安静でわらをもつかむ状態の介入が多いです
看護職のように心身共に無理する方には
教室など予防の段階であいたいのが実際の思い(>_<)
切迫早産で安静になるとお腹の張りがあるので
一度にできることが少なくなるので難しい
しかも安静で体力と筋力が落ちるので
出産・産後がきつい
ぜひぜひ、これを見ている看護職のみなさん
職場の妊婦さんに
骨盤ケア・トコちゃんベルトのことを教えてあげてください
できれば早い時期に
そして、ベルトをうまく活用するために
産前の身体のコンディションの向上のために
私ができることで精一杯お手伝いしますので
地域に骨盤ケアを提供する助産師がいることも伝えてください
妊娠中の骨盤はデリケートです
骨盤を守る生活の仕方を
助産師の知識・技術・知恵で提案していきます
選ぶのは本人ですが
知ってるのと知らないのは大きく違います
今の看護職の妊娠事情に触れ
もっともっと骨盤ケア
発信していかないといけないと
看護師のご夫婦からパワーをいただいた出来事でした
前回、へその緒の記事を書きました
ブログの最後にあげたのはうちの娘たちのへその緒
こんな感じで収納してます
ちなみにこのメモリアルボックスは
私が助産学校の時に
人生初めて分娩介助させていただいたママに
長女を出産した時にいただいた宝物です
病院でも助産院でも
へその緒を入れるこんな箱をもらいます
中にへその緒を収納します
ん⁉︎∑(゚Д゚)
って思ったでしょ!
へその緒の大きさが違うと…
実はこれ…
胎盤とへその緒の付着部分から
旦那さんに切ってもらった部分までを乾燥した
オールへその緒でございます(((o(*゚▽゚*)o)))
普通保管する部分は
赤ちゃんのへそにくっついてて
出産後数日で取れる部分
長女のものはその部分を保管していました
でもお腹の中で繋がっていたということが
娘にもわかる形で残したいと考え
次女の時は胎盤との付着部分から全部欲しいと
助産院にバースプランに書きました
出産後はプラン通りへそを根元から切ってもらい
へその緒の中の血液を絞ってもらって
もちろん乾燥は自分の病室でしました
ハンガーにかけて完全に乾燥しないうちにくるくるまとめて
(じゃないと臍箱に入らないので)
完全に乾燥したら臍箱に収納しました
ハンガーにかかるへその緒をみて
旦那は絶対何かすると思ったと苦笑い(ーー;)
赤ちゃんとお母さんをへその緒を切って主人が二人にしてくれて
この子も家族の一人にしてくれた
家族になった記念だと伝えたのも懐かしく思います
へその緒が乾いたらホタテのひもみたいだと感想を述べておりました
こうしてみると血管の螺旋も見えます
血液がうまく絞りきれなかった部分は黒く残っています
私のへその緒は60センチと記録にあります
今は抱っこしたらそれより近くにいるんだなーと
産まれたての羊水の香りもする次女を見ながら思ったものでした
命は繋がっている
お腹の中にいた記録からいずれ娘たちとじっくり話をする時に
この無言のへその緒が何か娘たちに訴えてくれることでしょう
もしかしたら
口うるさい私が娘たちに
お産のことや二人がうちにきてくれて嬉しいという気持ちを
素直に伝えるお守りになりそうです
骨盤ケアで産道整備!
助産師の大村です
皆さん、へその緒って知ってますか?
この仕事をしていると
「赤ちゃんとお母さんのおへそが繋がっているんですよね」
と良く質問されます(主に男性からこう聞かれる)
この図のように赤ちゃんのお臍の部分と胎盤にへその緒はくっついています
なのでママのおへそにはへその緒は直接ついてはいません(≧∇≦)
胎盤はママの子宮の壁に付着し
赤ちゃんに酸素や栄養を与えてくれる大事な部分
胎盤と赤ちゃんを繋ぐのがへその緒です
バースプランで「ご主人にへその緒を切って欲しい」
と希望を書かれる方がいます
お産のクラスでバースプランを拝見させていただいた時に
結構希望の多いプランの内容です
ただし、病院さんによっては医療行為に当たるとのドクターの方針で
対応できないところもありますので健診で確認して見てください
へその緒を切る時には
赤ちゃん側に近い部分をカットします
胎盤はまだ子宮から剥がれていないことが多いので
ママと赤ちゃんはまだ繋がってます
もちろんを赤ちゃんを傷つけないように
医師か助産師が手を添え
切る場所も指示してくれます
へその緒は中に静脈と動脈が螺旋状に入っています
へその緒の捻れや圧迫にも対応できるよう
滑らかなゼリー質の物質で守られていますので
弾力があります
一回では切れませんので三回くらいハサミをいれることが多いです
もしバースプランにあげてる方は
焦らないでカットしてくださいね
ちなみにこれはなんでしょう…
答えは次回のブログにて
詩音助産院には色々なママさんがお見えになります
その常連ママさんのなかにとても器用な方がいらっしゃいます
Kさんはハンドメイドがとてもお上手で
赤ちゃんのものはほとんどと言っていい位手作り
しかもそれを生活の一部として自然にしているので
頑張ってる感じがしなくて無理がないのです
かっこいい!
彼女が見せてくれたのがこちら
見た目はチュニックですが
おんぶ用のチュニック!
ばってんのおんぶ紐は便利ですが
胸の形が紐で強調されるので外出時は使用をためらってしまします
そんな時これを羽織ると…
おしゃれママさん*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
こちらは機能的でおんぶで気持ち良くなった赤ちゃんが寝てしまったら
わざわざ頭を抜いて脱がなくても
チュニックの紐を緩めれば赤ちゃんに気づかれず脱げる!
さらにママならではの細やかな工夫があり
赤ちゃんは足が蚊に刺されるので足を覆って保護できたり
暑くなったら逆に足が出せるようにしたり
本当に赤ちゃん目線、ママ目線!
お嬢様もご機嫌!
こちらのお嬢様は妊娠中からママがケアに通ってくださり
産まれてからもまんまる育児で育ったお子さんで
発達も良くご機嫌で
支援センターでもお母さんもどうやって育ててるのか
よく他の方に声をかけられるそうです
今日の産後のケアが終わったあと
ママさんの差し入れでまったり
日当山のノエルのパン
Kさんは今後赤ちゃんが大きくなって
ミシンに向かえる時間ができたら
ご自分も産後使って重宝した
育児グッズや布ナプキンやライナーを作成予定です
詩音助産院でも会陰マッサージ時や産後に
これらがあると助かるので
ハンドメイドを本格再開されたら紹介させていただきます!
Kさんありがとうございます
助産師しおんです。
鹿児島の産前産後を支える人のための交流会のご案内で
鹿屋の助産師の蒲地さんのサロンを訪ねました
蒲地さんは助産師であり、鍼灸師の資格もお持ちです
鹿屋から鹿児島市内まで三年間通って鍼灸の免許を取ったそうです
鹿屋から鹿児島市内はフェリーとバスを使います
すごい情熱!
蒲地さんがケアで関わったママのデザイナーさんが作った看板
玄関を入ってすぐに目に入って
来た方を暖かく迎えてくれます
蒲地さんの暖かな手のぬくもりはママの心も温めてくれたのでしょう
右の写真は外看板
可愛くて素敵
道を歩く人も足を止めちゃうくらい目を引きます
記念品のオリナジナルキーホルダーもいただきました
蒲地さんと地域の助産師としての想いを語り合いました
途中、断乳するか否か切羽詰まったママが飛び込みでサロンに相談にみえました
ママのお話を聞いて仕事と授乳を続ける提案を示し
乳房トラブルを起こした時はまたおいでと声かけされて
笑顔でママが帰って行ったのが印象的でした
保健指導でセルフケアをお伝えし
セルフケアでも症状に対応できず困ったら実際にテイクケアでお手伝いする
おっぱいと骨盤
どちらも産前産後変化の大きい部分を手助けする助産師として
ママたちの近くでがんばっていきたいなとおもいます。
鹿屋の蒲地さんのおっぱいルームのブログはこちら
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地域と病院とも連携が取れて
困っている人がいたら地域にこんな人がいるよ
と情報を伝えていただけたら
もっと早く困ってる人と繋がれるしママさんも辛さを我慢せず
早く楽になってその人らしさを育児で発揮できると思います
鹿児島の産前産後を支える人のための交流会と勉強会を開催します
ご興味ある方はこちらをご覧ください
妊婦・妊活向けのセミナーも残席わずか!お早めにお申し込みください
Let’s骨盤ケア教室については下記をご覧ください